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モバイルバッテリーの寿命っていつなの?

モバイルバッテリーの寿命っていつなの?

最近はNetflixやYouTubeなどの動画サイトを通勤や移動時間で使用する方も多いと思いますが、同時にバッテリーの消費も多くなってしまう心配も出てきますよね。

いざという時のためにモバイルバッテリーを持ち歩いている方も多いとは思いますが、その中には繰り返し使用しているうちに充電できる回数や量が減ってきた気がする?と感じている方もいるではないでしょうか!

今回は、そんなモバイルバッテリーの寿命や長く使うためのコツについてご紹介します!

モバイルバッテリーを日常的に使用される方は是非参考にしてみてください。

 

★この記事では以下の3点をご紹介します

  • モバイルバッテリーの寿命はどの程度か
  • 長持ちさせる秘訣は?
  • 買い替えのサイン

 

モバイルバッテリーの寿命はどのくらい?

一般的なモバイルバッテリーの場合、約500回程度の充電、給電を繰り返すと寿命が来ると言われております。

毎日使用する方であれば1年半〜2年程度でバッテリーの寿命が来る計算になります。

 

一般的なモバイルバッテリーには『リチウムイオン電池』と呼ばれる電池が内蔵されており、このリチウムイオン電池から給電を行っております。

リチウムイオン電池の特徴として、繰り返し充電ができること、車のバッテリーなどに使用される鉛蓄電池に比べて軽量であり、持ち運びに適していることなどがあります。しかし、このリチウムイオン電池も充電と給電を繰り返すうちに、充電可能な容量が減っていってしまいます。

これはバッテリーの中に金属や薬品が入っていて、化学反応によって電力を貯めているのですが、長期間使ううちに内部の金属や薬品などが劣化してしまうためだと言われております。

 

バッテリーの劣化が進む原因

せっかくお気に入りのモバイルバッテリーを購入したのであれば、できる限り長く使いたいですよね。ここからバッテリーの劣化が早まる原因についてご紹介します。

モバイルバッテリーを長持ちさせるために、どんな使い方が悪影響になるのか知っておきましょう!

 

①充電器の刺しっぱなし

モバイルバッテリーはいつでも使えるように常に100%の状態で保管しておきたいものですが、実はこれがバッテリーにとって悪影響を及ぼします。

バッテリーは30%~50%の間で保管しておくのが最も負荷が少ないので、バッテリーをしばらく使わないときは、半分ほど使用してから保管しておくのが長持ちさせる秘訣です。

常に100%充電された状態ですと、バッテリーの劣化が早まりますので注意しましょう。

 

②バッテリー残量を0%のまま放置する

バッテリーを0%の状態で長期間放置すると、内部の素材が劣化する原因になります。

100%の状態で保管していても0%の状態で保存していてもモバイルバッテリーにとっては悪影響です。

もしも使い切ってしまった場合には、30%~50%ほど充電して保管するように心がけましょう。

 

③高温で使用する

リチウムイオンバッテリーは約45℃以上の環境で使用するとバッテリーの劣化が進むといわれています。

真夏の車の中に放置したり、長時間高負荷な作業(動画の閲覧やゲームのプレイなど)を続けるとバッテリーが熱を持ち始めるため、できるだけ避けるようにしましょう。

また、高温下やモバイルバッテリーが熱を持っている状態では使用しないよう気を付けましょう。

 

モバイルバッテリーを長持ちさせる秘訣

お気に入りのモバイルバッテリーを長く使うために、上記の劣化が進む原因を避けて、以下の行動を心がけるようにしましょう。

 

①充電の残量を30%~50%で維持する

電池残量0%での放置を避けて、使ったら半分ほど充電して保管しましょう。

また、使用しないときは100%充電した状態で放置することは避けましょう。

充電残量の管理を正しく行うことでより長くモバイルバッテリーを使用することができます。

近ごろはバッテリー残量の見えるモバイルバッテリーも増えてきているため、そういった商品を利用するのもおすすめです。

 

②高温多湿の場所での使用を避ける

モバイルバッテリーは約45℃以上の環境下で使用すると劣化が進むため、暑い場所を避けて、急速充電なども控えるようにしましょう。

急速充電は便利ですが、熱を持ちやすいためゆっくり充電できる機器がおすすめです。

また、電子機器全般に言えることですが、湿度が高い場所での使用も金属の劣化や故障の原因となるため、水回りなど湿度の高い場所で使用するのは控えたほうが良いでしょう。

 

③モバイルバッテリーを充電しながら他の機器に繋がない

モバイルバッテリーの種類によっては本体を充電しながら他の機器に給電できる仕様のものも存在します。

しかし、この状態で使用すると本体に負荷がかかるのでやめましょう。

モバイルバッテリーの寿命を伸ばすためにも、モバイルバッテリーと他の機器はそれぞれ別々に充電するようにしましょう。

 

モバイルバッテリーを買い替えるサイン

ここまでモバイルバッテリーを長く使うための方法をここまで解説いたしましたが、残念ながらどうしても寿命は来てしまうものです。

では、モバイルバッテリーを買い替えるタイミングはどのように見極めればよいのでしょうか?

ここからは買い替える時期を見極めるポイントを4つ紹介しますので、是非参考にしてください。

 

①購入後約2年以上経過した

モバイルバッテリーは約500回充電、放電を繰り返すと寿命が来ると言われています。

毎日、または2日に1回程度使用する方ですと、1年半~2年程度で買い替えを検討した方が良いでしょう。たまにしか使用しない場合でも、自然放電や経年劣化が発生するため、2年以上経過するとピークパフォーマンスが下がっていくと言われています。中々使用しないという方も、目安として2年であること意識すると良いと思います。

 

②充電に時間がかかる

モバイルバッテリーの内部では、薬品や金属が化学反応を繰り返して電力を発生させたり、蓄電したりを繰り返しています。

長く使い続けることで部品の経年劣化が発生し、充電に時間がかかるようになってきます。

購入した当初より明らかに充電時間が長く感じるようになったり、100%まで充電ができないようになってきたようであれば、買い替え時期が来たとみて間違いないでしょう。

 

③充電がすぐになくなる

長期間使用したり、バッテリー内部に劣化が生じてくると、モバイルバッテリーの性能が下がってしまいます。

体感としてわかりやすいのは、携帯などを充電した際にあっという間にモバイルバッテリーの充電残量が減ってしまうような場合です。

また、使っていないときの自然放電が明らかに多い場合もバッテリーとしての機能が低下している症状のため、買い替えを検討した方が良いと考えられます。

 

④本体が膨らんでいるなどの不具合がある

モバイルバッテリーに使われているリチウムイオン電池は経年劣化が進むと膨張するなどの不具合が発生する可能性があります。

それに伴い内部の基盤が損傷し、ボタンやインジケーター(ライトや液晶など)に不具合が生じてくることもあります。

場合によってはバッテリーが破裂したり、発火するなどの危険もあるため、このような症状が現れた際はすぐに使用を中止して買い替えてください。

 

大切なモバイルバッテリーを長く使うために

今回はモバイルバッテリーの寿命についてご紹介しました。

リチウムイオンバッテリーの特性を理解して対策を行うことで、劣化を早めないよう注意しましょう。

また、今回お話しした内容はモバイルバッテリーだけに限らず、携帯電話やノートパソコンなどにも通じる内容となっていますので、習慣化できれば大切なガジェットを長く使い続けることができます。

ぜひ、みなさん参考にしてみてください。

 


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モバイルバッテリーの購入、買い替えを考えている方は是非ご検討してみてください。

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