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【危険】グリッターケースによる火傷事故多発!スマホケースを安全に使うために

【危険】グリッターケースによる火傷事故多発!スマホケースを安全に使うために

近年グリッターケースの中の液体による「化学やけど」事故が話題になっています。デザインケースでも大人気のグリッターケース、不安になるお客様も多いと思います。そこで、安心して使っていただくためにも、化学やけど事故についての話と、デザインケースのグリッターケースの安全性についてお話したいと思います。

グリッターケースとは?

グリッターケースとは、クリアケースの中に特殊なオイルや液体が入っており、傾けるとケース内のキラキラしたホログラムや鮮やかなラメが揺れるおしゃれでとても可愛いスマホケースです。

グリッターケースは使用されているホログラムやラメの混ざり方によって様々な変化が見られるので、華やかさと個性を出すことができます。そのためグリッターケースではデザインの変化を楽しむことができます♪

オリジナルグリッターケース

グリッターケース

グリッターケースによる火傷の危険性

グリッターケースといえば、上の写真のようなタイプが思い浮かびますね♩キラキラ揺れる個性的なデザインに思わず心惹かれること間違いなしです。

しかし、そのグリッターケースによって火傷・かぶれが起きている、と話題になっています。

グリッターケースによる火傷・かぶれ

グリッターケースによる火傷・かぶれ

このようにケースから漏れた液体が原因で、化学火傷を起こしたというコメントがあります。

グリッターケースに使用されている液体の種類によっては肌に触れることで化学やけどを起こすものがあるので大変危険です。

国民生活センターによる危険性テスト

以上のような様々な口コミを受けて、国民生活センターが、5つのスマホケース(グリッター)を用いて危険性のテストを行いました。

参考:http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20190530_3.html

国民生活センターによる危険性テスト

国民生活センターによる危険性テスト

以上のスマホケースで実験が行われました。

国民生活センターによる危険性テスト

上の表をご覧いただくとわかる通り、何と5種中2種が「非常に強い刺激性」であり、残りの3種も強い刺激性です。

また、これらのグリッターケースの中の液体は灯油に構造が近いもののようです。皮膚に長時間つくと「灯油皮膚炎」と呼ばれる皮膚炎によく似た症状があらわれるようです。

また、「皮膚腐食性」であるという恐ろしい結果が出ています。

「皮膚腐食性」とは、皮膚についてから四時間以内に皮膚自体が壊死してしまうということです。

液漏れを確認したらすぐにスマートフォンからケースを取り外すこと、もし皮膚や衣服等についた場合はすぐに水と多量の石鹸で流し、違和感を感じたらすぐに病院に行くことが重要です

一切注意書きがない製品もあったり、中には「危険性はありません」と謳っている商品もあったそうなので、気をつけないとですね…。

また、灯油に構造が似ているので、臭いもガソリンのようであることもあり、嗅ぐと気分が悪くなることもあります。十分な注意が必要です。

参考:http://www.kokusen.go.jp/kiken/pdf/332dl_kiken.pdf

デザインケースも注意は必要?

結論から言うと

大丈夫です!!

デザインケースのグリッターケースの素材は保湿オイルです!

いわゆるベビーオイルに使われているような優しい素材ですね。肌に触れても問題はありません。その上、高温になった場合は蒸発するので、発火・火傷のリスクも少なくなっています。アメリカなどで話題になっている化学やけどとは無縁ですね!

ただし、飲料油ではないので飲むことはできません。誤飲には十分注意を払いつつ、安心してグリッターケースをお使いください。なお、液漏れによるスマートフォンの水没などの可能性もありますので、液漏れ自体起こらないに越したことはないですね。

おわりに

最近話題のグリッターケースによる「化学やけど」についてお分りいただけましたでしょうか。

デザインケースでは、自分の好きなデザインにカスタマイズできるスマホケースを販売しています。安心・安全な可愛いスマホケース作りを通して皆さんの毎日をワクワク彩ります!

グリッターケース

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