綺麗なスマホケースを印刷するためには?気をつけるポイントをご紹介!
オーダーメイドサービスでスマホケースを作成する際、画像通り綺麗に印刷されるか不安ですよね。
HPやInstagram、Twitterなどで実際に作成された方の写真やクチコミなどで「綺麗に印刷されたー!」「仕上がり綺麗!」などというコメントを見ても自分のスマホケースも綺麗に印刷されるのかな?と思うこともありますよね。
今回はそんな不安を払拭すべく、スマホケースを綺麗に印刷するために意識すべき点をご紹介します!
オーダーメイドサービスを初めて利用される方は是非参考にしてみてください。
dpiとpx数を意識する
dpiとpxはどちらもデジタル画像の基礎知識として非常に重要です。聞いたことはあるけど、正直良くわからないという方はこの機会に覚えておきましょう。
dpiとは
dpiとは、解像度のことを指します。スマホで撮影した写真やホームページに使用されている画像など、デジタル画像は全てドットと呼ばれる点の集まりで構成されております。
dpiとは、Dot Per Inch、つまり1インチ(およそ2.54cm)あたりにどれだけドットがあるかを表す数値です。「解像度が高い」なんて言われる時には、このドットの密度が高いことを表します。
この"dpi"が大きいと綺麗にくっきりとした印刷の仕上がりとなります。
しかしながら、dpiは大きければ大きいほどファイルが重くなり、読み込み速度が遅くなったり容量を取ってしまうという弊害もあります。
では適切なdpi値はいくつなのか?と気になりますよね。
作成するオリジナルグッズの種類にもよりますが、一般的には300~350dpi程度が適していると言われております。
300dpi以下ですと、印刷した際にぼやけて見えることがあるので注意が必要です。
pxとは
pxとは、画素数のことを指します。、1つのデータにどれだけドット(点)があるかを表す数値であり、デジタルカメラやスマートフォンのカメラでどれだけ細かい画像を撮影できるのかの指標となるものです。
同じ大きさの画像であれば、画素数が高いほど密度が高いため、より綺麗で鮮明な画像になります。画素数が高ければ、画像を拡大した際にも鮮明に見えます。反対に画素数が低いと、ぼやけた画像となってしまいます。
このpx数は、印刷する商品のサイズによって異なりますが、デザインケースが推奨しているpx数の一例をご紹介します。
機種名
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推奨画像サイズpx
(手帳型ケース)
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推奨画像サイズpx
(手帳型ケース以外)
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iPhone12 Pro Max | 2560×1866(px) | 1497×3080(px) |
iPhone12 mini | 2560×1731(px) | 1505×3080(px) |
iPhone12 Pro | 2560×1754(px) | 1502×3080(px) |
iPhone12 | 2560×1754(px) | 1502×3080(px) |
iPhoneSE 2
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2244×1588(px)
|
1304×2718(px)
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iPhone11 Pro Max
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2560×1846(px)
|
1492×3080(px)
|
iPhone11 Pro
|
2560×1796(px)
|
1504×3080(px)
|
iPhone11
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2560×1792(px)
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1520×3080(px)
|
iPhoneXR
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2560×1792(px)
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1524×3080(px)
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iPhoneXS Max
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2560×1840(px)
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1512×3080(px)
|
iPhoneXS
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2560×1777(px)
|
1464×3080(px)
|
そのほか、px数の詳細が気になる方は、こちらをご覧ください。
→【dpi・pxとは】スマホケース印刷の解像度と画素数
"dpi"と"px"に関して理解しておけば、オリジナルのスマホケースを作る時も画像がくっきり印刷され、納得のいく仕上がりになります!
是非この機会に、dpiとpx数が重要である点、覚えておいてください。
デザインの配置に注意する
オーダーメイドサービスを利用してオリジナルスマホケースを作成する際、よくある失敗として挙げられるのが、印刷された実物が手元に来た際、想定していた配置と実際のデザインの位置が異なるということです。
利用するオーダーメイドサービスにもよりますが、商品の端のデザインが1mm〜5mm程、ズレてしまうことは印刷の都合上どうしても生じる可能性があります。
アプリやWebサイトなど確認画面を見たときには、ピッタリだったのに印刷された実物はデザインが見切れてしまった!ということが無いよう、事前に利用するサービスの印刷やデザイン作成に関する注意事項等は必ず確認するようにしましょう。
また、デザインが切れてしまわないように、スマホケースのカメラ穴付近やボタン付近、商品の端に細かく複雑なデザインを施さないように注意することも一つの対策となります。
せっかく自分だけのオリジナルスマホケースを作成したのに、実物が届いてがっかり!なんて事にならないよう、事前の調査が重要です。
オーダーメイドサービスの選び方について詳しく知りたい!という方は是非こちらをご覧ください。
→失敗しないオーダーメイドサービスの選び方
まとめ
今回は、オーダーメイドサービスを使ってオリジナルスマホケースを綺麗に印刷するために注意すると良いポイントを2つ詳しくご紹介しました。
この他にも、艶感のあるスマホケース素材を選んだり、デザインが剥がれにくい印刷を行っているオーダーメイドサービスを選ぶことによって、より理想的なデザインに仕上がり、長く使用することができます。
オーダーメイドサービスを利用して綺麗なスマホケースを印刷したい!と考えている方は是非今回ご紹介したポイントを参考にしてみてください。